倖せ庵

倖せ庵・・・日常生活や写真・思考・言霊など多種多様なメニューを取り揃え、皆様のお越しをお待ちしています。

仕事 ①

まず大事にしている絶対意識 『仕事=自分の時間と能力の切り売り』

その対価が待遇(給与だけではない)=『自分の評価』だと思います。

また自身の商いに関しても売上のみが自分の評価だと思います。

 

あいまいな感情論や、ポジティブシンキングは仕事には何の役にも立たない。

あるのは『数字』だけ。『数字が正義』『数字』がすべて。(データ)

ただ根性論は認めます。努力は裏切らないし、それで無理なら向いてない。

 

これも面白くて、向いてないなと思った人が向いてたり逆もだったり。

人は突然覚醒するパターンも多々見てきて面白いです。

 

たぶんその努力を乗り切った人たちはものすごい努力をしていると思います。

他人に認めてもらうには10倍くらいやってやっと評価されますもんね。

 

ライバルが1つの商品を売る間に自分が2~3個売ったところで全然認められない。

圧倒的な差をつけて10個以上売りまくるぐらいでやっと、こいつやるな。

程度です。そこまで差がつけられないなら、自己評価が高いだけで、全然ダメ。

 

自分の商いに関しては、弱肉強食を生き延びる。常にネガティブ。最悪に悪い事態を

想定しまくる。うまくいっても新たな危機意識が一杯。好事魔多し。良い言葉です。

うまくいっていても一寸先は真っ暗闇。崖を歩いてるようなもんです。きづかづに。

 

これは仕事内容に左右されません。どんな仕事も一緒。昨日笑っていても今日おしまい。想定外の出来事は一瞬ですべてを消し去る。腐るほど見てきたし、立ち直って成功を取り戻せる人がいるのも、見てきました。

 

もともと優れた人が、もうなりふり構わず、出来ることをすべてやって這い上がる様はどんな映画とかより最高に面白いですよね。 (笑) またそれまでの人生と全然違うところへ行っちゃう人もいて、そちらもとても面白い。笑

 

次回は上司の話をします。

 

私は人生で上司と呼んだ人は一人しかいません。この人は凄い。人間的にも素晴らしいと思った人と出会えただけでも感謝ですけど、同い年だけど。年は関係ないですね。

若いころ彼に出会い、身振り身なり、振る舞いをずいぶん勉強しました。

 

おわり。

 

 

 

 

 

 

 

四角い神さま、丸い神さま。

経営に携わっている店は、今日も賑やかに繁盛していた。夕方に様子のおかしい客が来たが、気にせずさっさと追い出した。夜になり、NHKの集金みたいなヤツが来て、なんだお前?みたいな対応をしていたら刑事だった。どうやら昔の私を追い続け、辿り着いたようだ。オーナーごめんよ。しばらく営業しにくくなるな。

 
オーナーはバタバタしている様子を見て逃げ出した客を追って出て行ったきり。
店内に残ったいかついオカマ数名と話していたら、心配して輸入時計屋の二代目ハンサムが様子を見に来てくれた。久しぶりに会っても変わらない爽やかで黒い笑顔。ただ何か違和感を感じてみていたら、彼の右頬に大きなコブが出来ていた。本人も違和感ぎあるのか、コブをボリボリ掻いていたが、よく見るとコブは水道の蛇口だった。彼は顔の蛇口を外すと、当然顔には穴が開いていて、水が流れ出して多分処置が必要なんだろう。急いでどこかへ行ってしまった。
 
時計屋二代目の部下が、あたふたと彼を探して何故か私に怒るので、しょうがないから一緒に探すことになった。いかついオカマ達が仕事の時間らしくとりあえず付いて来いというので向かうと、川沿いの角地、向かいはフェンスで草地、奥に我々がいたビル郡がのぞめるという抜群のロケーションに屋台のおでん屋だった。素晴らしいと思わず大きな声が出た。いかついオカマの一団は活気に溢れおでんを作って、そのうちの数名は、自転車におでんを積み込み元気に送り出された。おでん屋の行商とは珍しい。
 
残りのオカマ達と野外の壊れかけたボロいソファで客を待っていたが誰もこず、夜も更けてきた頃、オカマ達が神社に参拝に行くというのでついて行った。山のフドウのようなオカマにドン、と背中を叩かれ上を見よ、と言われて見てみたら、神社の上を丸いものが覆っていた。すごい、見えるんだ。と興奮していたが、フドウ曰く今は良くない星回り?らしく、本来なら神社、というか世界は四角い神さまが守っているらしい。日本全国、四角い神さまが隙間なく守っているんだが、今の時期は皆丸い神さまになっていて、隙間だらけで良くないものが降りてくるらしい。
 
こっちへ来い、と緊張感が高まるオカマ達は神社の池に向かった。すると白い狛犬達が生きた姿になり池の周りを走り回っているではないか。もっと短足でかっこ悪いと思っていたが、アフガンハウンドのような姿で真っ白いそれは、とても美しく、とても尋常でないスピードで走り回っていた。もう怖いのでその場は失礼したが、二代目の部下は、経費がかさみ全然儲からない現状を嘆いているし、オーナーの事はすっかり忘れてしまった。
 
 

 

言霊 ③

泣きっ面にキンカン

泣けているときにキンカンなど顔にかけられて目に入っちゃったら、

マジ、泣いちゃう感じ。 
泣けてるときは、無条件でいろいろ入ってきます。
今、キンカンかけられたら、やばいな~。と、心の余裕を持ちましょう。